
d_618505 黒崎莉凜『淫靡な妖華』
薄闇にネオンが妖しく瞬く夜の街で、彼女と出会った。雑踏の中でも一際目を引くその姿は、まるで幻のように俺の視線を捕らえて離さない。煌めく光をその金色の髪が妖しく照り返し、彼女が笑うたびに、肩まで伸びたその豊かな髪が小刻みに揺れる。微かに香る甘い匂いは、この喧騒とは裏腹に、俺の五感を痺れさせた。そして、しなやかな腰に揺れる、獲物を絡めとるかのような尻尾のアクセサリー。それはただの飾りではない、もっと本質的な何かを感じさせた。刹那、「サキュバス」という言葉が、強烈な稲妻のように俺の脳裏をよぎる。しかし、その危険な香りが、むしろ俺の欲望を掻き立てた。彼女の名は黒崎莉凜。バーで酒を奢ると、莉凜は艶めかしい視線を投げかけ、その潤んだ瞳は俺の奥底を覗き込むようだった。グラスを傾けるたびに微かに開くその唇は、誘うように俺を見つめ、気づけば俺は彼女の虜になっていた。「ねえ、今夜わたしと一緒に、どこまでも堕ちてみない?」誘われるがままにホテルへと向かう道すがら、頭の中ではある噂が渦巻く。「サキュバスは男の精を吸い尽くし、命を奪う」と。だが、たとえそれが真実だとしても、すでに俺の理性を保つ鎖は千切れ、彼女の甘美な魅力の前にひれ伏していた。ここで引き下がるという選択肢は、もはや俺には残されていない。この身が果てようと、この魂が尽きようと、彼女との一夜を求める抗いがたい衝動には逆らえなかった。俺の魂が、熱に浮かされたように、彼女に捧げられることを切望しているかのように。R-18のイラスト集□収録内容・序章:30枚(他サイトで掲載しているものと同じものです)・本編:240枚・おまけ:100枚(ボツ画像)・解像度:1752×2560px・ファイル形式:zipファイルに圧縮したjpg画像・AIを使用してイラストの制作を行っています。 ・局部には全てモザイク処理を施しております。・登場している人物は全て架空の人物で成人済みです。