d_601693 ふくらみだした妹と
夏の昼下がり。プールへ行く前、台所にふらっと現れた妹は、すでに水着姿――。しかもそのまま、何事もなかったようにテーブルについて、モグモグご飯を食べている。「だって、あとでまた着替えるの面倒だし」そう言いながら、水滴ひとつないピッチリとした競泳水着が肌に吸いついている。兄は目のやり場に困りながらも、自然と視線はその‘変化’に吸い寄せられていく。あどけなさの残る顔と、密かにふくらみ始めた身体。そのアンバランスさが妙にいやらしい。気づけばふたりきりのキッチンに、異様な空気が漂い始める。
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